2014年8月21日木曜日

朝日新聞の課題

朝日新聞に対する保守からの批難がたかまっています。従軍慰安婦問題で国会に喚問すべきだとのべる人もおります。自分なりに思うところを書いてみたいと思いました。

朝日新聞は政府の事故調査検証委員会の非公開の聴聞結果書を入手し、2014年5月20日付き朝刊で東電福島原発1Fの所長だった吉田昌朗(まさお)氏からの聞き取り結果を報じました。
「吉田氏の待機命令に違反し、所員の9割が福島第二原発へ撤退していた」・・・それまでの各社の報道とは異なる認識で記事をまとめており、事実だったらスクープ記事となったでしょう。
ぼくは内容の重大さにこの日の朝日新聞朝刊をコンビニで購入して読んだことを覚えています。

産経新聞は記事に重大な誤りがあると2014.8.18の朝刊で疑問を投げかけています。暴れる原子炉の冷温停止に直接携わらない社員は退避しろというのが吉田所長の指示の概要だったということです。政府の聴聞結果書には朝日新聞が主張するようなことは書かれていないとも言っています。朝日新聞の記事はまだ最近のことなので覚えている方もおられるでしょう。
朝日新聞の報道は世界に発信され、日本の原発所員はセウオール号沈没のときの乗務員と同じように現場から逃げていたと受け取られました。事実でないことを世界に報道され、勇敢に闘った原発所員は貶められる結果になりました。

産経新聞の記事が正しくないことも考えられます。政府の聴聞結果書はもはや国民に公開されるべきでしょう。さておき、朝日の記事を書いた記者はウラを取らなかったのでしょうか。私はウラをとってダブルチェックをして記事を書いたと思います。汗して聞き取り調査したはずです。そうしなければデスクとか呼ばれる責任者は記事を出稿させないでしょう。どこに問題があるのでしょうか。ウラ取りがたぶん自分たちの陣地内にとどまるからでしょう。

政府を批判することは報道機関の使命だと朝日新聞は強い信念をもっているように私はおもいます。本来是々非々で批判しなければならない対象ですが、朝日新聞の場合は批判一点張りであるところに陥穽があるのでしょう。朝日新聞は従軍慰安婦問題でも禍根を残す誤りを犯しています。朝日新聞しか読まない全国に数百万人いる読者たちはこの事態をどうみているのでしょうか。

朝日新聞から離れ、違った角度からの事例を書きましょう。原発に取材に行ったら鼻血が出たマンガ家がおりました。彼の回りには「私も鼻血を出した」という同調者が現れました。それぞれ事実(真実)であったかもしれません。しかし、そのことをもって「原発の周辺に立ち入ると鼻血がでる」という結論にはまだまだたどり着けません。しかしこの話はメディアが取上げ増幅することによってあっというまに全国を駆け巡りました。真実だと受け取った人は全国に何十万人といるはずです、人々は放射能の恐怖には煽られてしまいましたから。

関東でも竜巻がよく発生するようになりました。その都度、地方気象台の職員が現場に赴いて発生の有無を調べるようですが、テレビクルーからマイクを向けられてもなかなか竜巻の発生を認定しようとしないすっけないシーンが映し出されます。科学者はつねに慎重なので証拠の足りない気象は認定できないからです。しかし、なるほどと思える寸評が欲しいところのようにも思います。なぜなら、科学者がメディア・リテラシーに気を配る必要がますます出てきているからです。情報発信に後れを取れば意図に反して社会が混乱するケースが現実に起こっています。

2014年8月19日火曜日

ピーカン

雲ひとつない抜けるような群青
しばらくするば旅客機が銀色の機体を光らせながら
西に向かうだろう。
乾いた空気。肌にまとわり付く感じはなくなった。...
日向では灼熱がジリジリと刺すが、
日陰に入ればなんてこともない。

影は濃く、
これが秋の訪れなのだろうか。

午後2時。株は15,461 +138



 

2014年8月9日土曜日

猛暑には逃げるが勝ち

84日出勤途上中に人身事故に遭遇した。直接見たわけではないのですが、わずか30メートル離れた場所で若い女性が特急に飛び込んだ。詳しく書くわけにはゆきませんが強い意志で接近する電車に身を投げ出したことがわかります。なぜ、若いみそらを散らすか。ショックでした。こころで黙とうしました。

翌日からはワンコ二匹を連れて那須高原に避暑しました。この日から関東は猛烈な猛暑。北関東は39度が連日続きました。

愛車トヨタ・ハリアーをビュンビュン飛ばしました。逃げるが勝ちv 泊まったコテージはアメニティ(快適性)コンテストで準優勝したところなのですが実際お友達もよろこんでくれました、感謝をこめて名前を出したいです→ ホテルレジ-ナ那須。


台風11号の影響で今朝の空には雨雲が漂っています。もうじき雨がドバッと落ちてくるのだろうか。