2014年12月23日火曜日

2014年もいろいろありました

▪ 衆議院の議員資格はどうあるべきでしょうか。 
一票の格差が騒がれていますが、最高裁の判断では、格差2倍未満を合憲としているようです。果たして格差がある事はいけないことなのかどうか根本的に考えてみるべきときでしょう。違憲かどうかの判断は最高裁だけに与えられた権限ですが、国民は憲法を変える事ができますので、根本的な議論をやってみるべきと思っています。 

▪ 「二人で笑い、お互いを思いやり、尊重し、つらいときには支え合い、学びながら、ともに希望ある未来をめざします」吉良佳子(よしこ)参院議員(32)が結婚した。ぼくは共産党を嫌うが政党としては敬意を払います。 

▪ 理化学研究所(理研)はスタップ細胞を作成できなかったと12月19日に発表しました。小保方晴子氏は理研に退職願を出し受理された。科学はファクトで構成されますので当然の処置でしょう。世は人生劇場。いったい誰が脚本を書いたのでしょうか。誰もが踊らされてしまいました。小保方晴子氏は自分が未熟であった事を痛感したでしょう。部外に去り研究を続けることも一策です。 

▪ 人生いたるところ青山あり。これは進路に迷う若者に対してばかりではなく、老境の者に向けても言える言葉ではないでしょうか。五臓六腑の中で使い続ける限り衰えない臓器があります。言わずと知れた脳です。 
翻って、振り込め詐欺が増えました。息子と名乗る人物から「事故処理に一千万円必要になった」と電話で告げられて従順に振り込んでしまう人が多いのだろう。と思う事がクセもので、騙されてしまう老人の割合を知る事も大切だ。騙される老人がいるし、他方多くの老人は騙されない。ファクトを根拠にしないと間違った考えが正統化されてしまう。 
「振り込め詐欺にはだれでもひっかかります」と言われる。。。振り込め詐欺犯の熱心な犯罪に加担してしまうようなメッセージをどうして掲げるのでしょうか。だれでもひっかかる訳ではありません。 

▪ 世の中は不思議なことでいっぱい。 
国債と地方債を合わせて現在1千兆円の借金を日本は抱えていますが、どうしたらよいかを学者は示す事が出来ないようだ。意見は二つに割れています。一方は「問題ない」と言います。借金のほとんどを日本人が受け持っているが日本人の所有する資産は借金を上回っているというのが根拠のひとつのようです。日本には国富が蓄積されているという認識が背景にあるからではないでしょうか。 
他方は「大破綻が起きる」と言います。国際投機筋がいつ攻撃を仕掛けてくるか不気味です。どちらが正しいのでしょうか。 
少し具合的に探ってみましょう。銀行が引き受けている国債を売りに出した時、日銀も買い取れます(実際に日銀は大々的に買い取っています=黒田総裁の政策)。日銀は(紙幣を発行する事ができますので)いくらでも国債を買い取る事ができます。銀行に大量のお金が渡ります。つまり結果として国中にお金がばらまかれることになります。そのはてには、経済を破壊してしまうスーパーインフレさえ起こり得ます。つまり金融出動はどこかで止めなければならないのでしょう。江戸幕府の時代の悩みが現代でも解けていない一例でしょうか。 

▪ 格差社会 
社会格差が拡大していると警告されています。そもそも働き者も怠け者も同じゴールにゆける平等は正しいのでしょうか。社会保障費の増大は問題です。世界を俯瞰的にながめることも重要です。一生懸命に働き続けた日本人サラリーマン夫婦なら合計で約24万円(夫18万円+妻の国民年金6万円)/月の年金がもらえます(将来はわかりません)。ロシアでは夫婦合計で6万円/月ぐらいのようです。韓国はロシアより少し低い水準でしょうか。中国は年金の制度設計を始めている最中で、社会主義国家であるのに格差問題に直面していることが不思議です。 

▪ 朝日新聞慰安婦報道問題 
報道機関はなにごとにもファクト主義是々非々でゆかなければいけない。それが報道機関の矜持ではないのだろうか。 
朝日から委嘱された第3者検証委員会が提言をまとめた報告書を昨日提出しました。痛烈な批判が述べられている。今朝の朝刊(2014.12.23)では自社の出来事を他人事のように解説している。戦略の失敗。反撃できていない。 
権力には常に反抗する。そのことを正しいと信じる新聞社であったようだ。左派の精神的支柱であり続けたこともこの新聞社の劣化を早めてしまったのだろう。この新聞社の主張と反対の事をすればなにごともうまく行くとまで揶揄されるまでに堕落してしまった。 
直近の例を見てみましょう。12月総選挙でこの新聞社は「大義のない選挙である」と論戦を張った。政治は闘争であり、勝者にとっての意義はありました。鋭い論者ならこのキャンペーンに勝ち目がないことを読みとったことでしょう。200万人のコアな読者はいったいどうとらえていたのだろうか。 


2014年12月13日土曜日

「放射能」

今日の東京地方の日の出は641。師走だなって朝。空が群青に彩られた、大好きな朝。
総選挙の真っ最中。格差が拡大などと書かれたフライヤーがドアの新聞受けに差しこまれているのを見つけた。 今春は政府主導で賃上げ交渉が実ったことなど知らんぷりのフライヤーだ。天敵同士のバトルなのだろう。

20141213
「放射能」
台湾ではいまでも日本産の食品輸入が禁止されています。台湾の国民が放射能の振りかかったあるいは放射能の混じった食品を食べたくないと考えていることが想像できます。そのことを日本はとやかく言うことはできません。ちょっかい出せばC国のよく使う「内政干渉」に当たるのでしょう。

千葉県の森田知事が「千葉県の農産物は安全ですから食べてください」と台湾に伝えに出かけた。台湾の担当者と会談している様子がTVで放送されていました。森田知事の行動はまったく正しいと思います。知事としてのミッションを全うしています。森田さんは元俳優で、私は若いころ森田さんに似ていると友人からよく言われました。そんな縁で森田知事には親近感を持っています。森田さんは現在64歳でいまでも男前ですが、同い年の私はヨボヨボになってしまったところは大違いです。レーガン大統領も元俳優で政治家になるには資格はいらないのですね。実は政治家になる資格はあるのですが普通の人は誰でも持っています。

私の日記は書き始めるとすぐに脱線するクセがありますが、つれづれなるままに書く日記なのでご愛嬌でしょう。話を元に戻して、森田知事のやったことは外交行為でしょうか? 外交行為となると中央政府の専管事項に抵触します。答えは外交行為ではありません。
韓国も日本からの食品輸入を禁止しています。日本は外交ルートで「科学的根拠がない」ので撤回して欲しいと要望しているそうです。友好関係にない国との交渉ですから進展はないでしょう。

放射能は危険物質である。
しかし、そろそろどのような危険か知るべきでしょう。思考停止でパニックに陥っていては損をします。

石綿(アスベスト)は人類にとってとても有用な物質だったのですが、人体に有害な物質であることがわかり 特殊なケースを除き、製造することも貯蔵することも使用することも法律で禁止されました。長い経緯がありましたが、その法律の成立はたった10(??) ほど前のことでした。そして過去に製造された石綿は生活空間の中に現在も存在しています。いちばん最新の知見は、
(1)石綿を吸い込むとすこしであっても危険です
(2)止むを得ず石綿に被曝する場合の安全レベル(許容レベル)0.01f/である

放射能問題とどこか似ていませんか?

放射能に関しては国際機関の勧告や民主党政権時代に制定された基準があるのですが 人々から信頼されていないところに問題があります。

問題提起です。
放射能の許容レベルはゼロであるべきでしょうか。放射能は人類の周りにあってはならないとすべきでしょうか。

私達は宇宙線や地面の中の放射能に晒され被曝しています。生命はその環境の中で進化してきました。ラジウム温泉に浸かってゆっくり考えてみましょう(^^) (このジョークがわからないとこの日記はまったくわかりません)

朝焼け




2014年10月21日火曜日

世はつねに男と女で成れり。


                                                        001 静岡県熱海市・市街地の眺


                                                             
                                                                  004 大室山頂上にて


                                                          005 宿泊したホテル(伊豆下田)



                          006 この日もサーファーがいっぱい・日本一のサーファーが誕生した浜辺



007 お友達は食事にご満 

2014年10月15日水曜日

春香クリスティーン

春香クリスティーンは芳紀22歳。まだ上智大学在籍の学生なのに、既にりっぱなオピニオンを持っている。ホットな話題(産経新聞記者の起訴)に関して寄せた談話の内容には人によって見解がわかれるでしょうが、しかし論旨は簡明です。彼女は国際感覚とジャーナリストとしての基礎をしっかりもっているようだ。国際感覚を備えていることは、出自からあたりまえといえば当たり前ですけど、四ヶ国語を話せる語学と共にジャーナリストの強力な武器だ。

保守の産経新聞に政治的見解を寄せるなんて、色眼鏡で見られてしまうでしょう。踏み込み過ぎていて、左巻きの人は逃げていってしまうでしょう。知名度の高いタレントとしては自殺行為だ。滝川クリステルさんのようなフリーアナウンサーでいるつもりはないようだ。タレントからジャーナリストに脱皮してゆくことになるのでしょう。

趣味は国会議員の追っかけだそうです(^^)から、国際派ジャーナリストとして大成するとお見受けしました。


 

2014年10月6日月曜日

富岡製糸場

土曜日は富岡製糸場(群馬県)を訪ねた。ことし2月の大雪で乾燥場は崩れてしまっていました。大被害です。たくさんの見学者が訪れていることを思えば、しっかりと復旧されることでしょう。富岡製糸場にあるものと類似の機械がまだ現役で碓氷峠の方にあることを知った。これからも23度と訪ねよう。いろいろな思いが湧いてくることでしょう。

片倉工業()を顕彰する碑が施設の入り口にあった。富岡市立美術博物館長今井幹夫氏が起案者のようです。感謝することを永久にとどめたい気持ちなのでしょう。その今井館長を含めた3,4名のパネラーによる講演会が地元の新聞社によって繭倉庫の中で開かれていた。

こんかいいちばんの収穫は、この地が戦国時代は重要な要衝であったということです。信濃(長野県)から上州(群馬県)に攻め込む軍をここで食い止めることが出来ることが地形からわかります。上信越自動車道を富岡インターに向かって走っていると山の端に山城が見えた。それが気になって帰宅して調べてみて、織田信長の二男信雄がここを一時領地としていたことがわかりました。時空を越えた歴史ロマンに触れることができるかもしれない。もっと調べてみようと思いました。













2014年9月28日日曜日

御嶽山噴火 2014.9.27

少なくともAP/共同通信によって世界に配信され、世界の新聞社も紙面に載せているようだ(以下は記事の1つ)。

© AP Photo/Kyodo News In this photo taken by an anonymous climber and was offered to Kyodo News, dense plumes rise from the summit crater of Mt. Ontake shortly after the volcanic mountain erupts in central Japan, Saturday, Sept. 27, 2014. With a sound…



安倍首相の動向など知りたい人は少ないようだが、火山の噴火は記事になるということか?

9月21日(日曜)には「NHKスペシャル 巨大災害 第4集「火山大噴火 迫りくる地球規模の異変」」が放送されていた。噴火災害は距離を保てば防げるんじゃないかと思っていたが、巨大噴火となると影響は地球規模になることに驚いた。NHKオンデマンドでもういちど観ることもできるけど、インターネットで得た情報を頼りにブログを作成してみた。なんせ、ヒマなもので(^^;

桜島の噴火
2013
818日 規模の大きい噴火が起こった。
噴煙の高さ:5,000メートル
放出量:-
鹿児島市内にも火山灰が積もった。
マグマ溜りの場所が隆起し続けており100年に一度の大噴火が近いと予測する研究者もいる。

阿蘇山の大噴火
噴煙の高さ:-
規模:2013桜島噴火の数百倍。600km³(ほぼ富士山の山体の容量)以上を噴出
阿蘇カルデラが形成された約九万年前の噴火。この大噴火が日本最大ではありません。
九州の半分が火砕流に襲われた。
関東はいうにおよばず北海道にも火山灰が降り積もる。
阿蘇山の大噴火が起こると九州の原発は福島第一原発のような危機的惨状になるだろう。しかし、原発の稼動は約40年なので、稼働中に巨大噴火が起きる確率は低いと原子力規制委員会は判断している。妥当な見解に思えるが、危険ゼロを追求する人々にとっては『絶対認められない』『怖くて眠れない』だろう。
阿蘇山の大噴火は世界規模のものであり、日本では日照不足により数年に亘って農作物が実らない状態が起こると予想される。

世界における大噴火
インドネシアで約7万年前に起き、トバ・カルデラが形成された巨大噴火が史上最大級だそうです。この噴火では北半球の平均気温は10下がったとされ、それが6年間も続いた。事実なら人類は半減したでしょう。
噴煙の高さ:-
規模:噴出したマグマの量は阿蘇カルデラの約10倍(?)


みっつのキーワード

(1)
イエローストン公園
この公園の下には巨大なマグマ溜まりがあると推定されている。イエローストン公園では巨大噴火が歴史的に繰り返されている。
地下深くからホットプルームと呼ばれる高温のマントル物質が地表に向かって上昇し、その熱によって巨大なマグマ(溶けた岩石)溜まりが形成され、地上に迫っていることが確認されている。地震波の探査からほぼ事実らしい。
噴火を起こせば世界最大級の大噴火が起こると予想されている。


(2)
日本の火山
太平洋プレートが日本の乗っている大陸プレートの下に沈み込んでいく(プレートテクトニクス理論)

太平洋プレートは水分が閉じ込められた岩盤である。
水分の閉じ込められた岩盤であることがマグマ生成の原因らしいのですが、
TV番組ではうまく説明していたが、自分で説明しようとしたらよくわからなくて、ここの部分は書き飛ばします。
とにかく、摩擦熱によって地表の直下深度100kmあたりにマグマが形成される。
マグマとは高温高圧の水に岩石が溶けたものと理解するのが良いらしい。
マグマが地表に近づき、マグマが含んでいる水分は一気に膨張し、噴出エネルギーとなる。
御嶽山の噴火もこの説明でドンピシャでしょう。

インドネシアにおける火山の形成メカニズムは日本と同じだそうでインド洋の海洋プレートがスンダ列島の下に沈み込んでいるそうです。

(3)
ベスビオ火山
イタリアの火山、紀元79年の噴火が有名です。
噴煙の高さ:高度30km付近の成層圏に達した。
特徴:立ち上った噴煙が途中で崩壊し火砕流となって裾野を下る。これがポンペイを壊滅させた原因。火砕流はベスビオ火山から9km離れていたポンペイを襲い焼き尽くした。


http://www.asyura2.com/0502/jisin12/msg/294.html

2014年9月20日土曜日

曼珠沙華

あしたは巾着田にいってきます。台風が来なかったので、コスモスもたおれず順調に開花しているそうです!

オイラのお友達の写真をバチバチ撮るのだ!!彼女、おばさんに向かっているので永遠の画像を記録にとどめるのがオイラの隠れた魂胆!! 










2014年9月16日火曜日

朝日新聞 誤報の連続 なぜ?



朝日新聞はなぜ過ちを繰り返すのですか?


http://www.asahi.com/articles/DA3S11350303.html
朝日新聞は9月14日付の朝刊でまたもおわびを掲載した。

朝日新聞しか読まない二百万人のコアな読者は「なぜ朝日の印象を悪くする日記を書き続けるのか?」と思われるでしょうが、一般の目からみればとても異常と思えるからです。

朝日新聞木村社長の説明(2014.9.11)では朝日新聞の第三者機関「報道と人権委員会」に審理をお願いして解明を計るそうです。
同輩・先輩たちの言動を自分たちが糾弾することは難しいと判断したようです。

素人の考えですが、

朝日新聞の先輩記者諸氏は大東亜戦争(第二次世界大戦・東アジア地域)に積極的に加担した。
戦後、日本の軍国主義を糾弾したいという思いが、弱者を救うためには権力者を貶めるという発想に至ったのでしょか。

結果的に、狙った対象を貶めることで被害者を援護する。
慰安婦吉田証言から原発吉田調書のねじ曲げ問題まで一貫しています。

問題は、(1)正義・公正はあまねく貫くということを深く検討していません、
(2)キャンペーンに都合の良い出来事しか使いません(報道機関として不適格)、
(3)捏造記事まで作ってキャンペーンをおこなおうとした(珊瑚事件)。

そして、朝日新聞は謝罪の仕方を間違えています。
一連の記事取り消し・謝罪会見で使われた方法は、

「----。けれども、---」です。英語で云うと ....... but,.....です。

謝罪では使われない方法です。謝罪の気持ちが伝わらないからです。

直近の実例で示しましょう。
9月13日(土)の紙面では、社説でおわびを表明しているそうです。朝日新聞の「声」欄はキャンペーンに沿う投書が掲載されることで有名ですが、厳しい批判の投書と応援する投書が並立で「声」欄に掲載されたそうです。
(9/13の朝日新聞を購入できなかったので伝聞です)

朝日を応援する投書として掲載されたものは、
「このときとばかりに朝日バッシングを繰り返した政治家、評論家、メディアはあまりに情緒的だった。恣意的な報道も多く、客観性や冷静な視点に欠けている。保守メディアは、慰安婦だけでなく、南京事件、東京裁判までも否定しようとする論調に拍車をかけた」だったそうです。

朝日新聞の記者氏は賛否の意見を並立で掲載するという構成のどこが悪いのかと言いたいところなのでしょうが、一般の市民は『謝罪する気があるのか』と感じたと思うのです。

朝日新聞は会社や組織が不祥事をおこすたびに厳しく糾弾してきました。社会の公器として当然でしょう。しかし、その朝日新聞が謝罪の仕方を知らないとしたら、これからは「朝日がそれを言えるか」と反駁されます。

さて、あなたの反応はいかがだったでしょうか。


2014年9月15日月曜日

李香蘭 passed away


山口淑子さんを参議院時代以降からしかしらないが、大陸的なエキゾチックなお顔の女性として覚えています。亡くなっていたようです。時代に翻弄された人であったことを改めて認識しました。彼女の評伝と自伝を改めて読んでみようと思っています。「夜来香」、「何日君再来」はオンチのオイラでも歌えなくともよく知っている曲です。
 

『歴史に翻弄された往年の女優は去った。その死去を報じた中国メディアは、李香蘭を「旧上海の7大女流歌手」と呼び、「夜来香」に「歌い継がれる名曲」の名を与えた。日中関係が低迷する中で送られた賛辞の数々は、時空を越えた李香蘭への評価として記憶すべきだろう。』(産経新聞コラム記事2014.9.15)
 

上の新聞コラム記事の内容から、中国との友好は可能であると淡い期待を持ちました。日本猛烈バッシングの中国が、「夜来香」を「歌い継がれる名曲」と評価しているということは、彼らの心根は意外と冷静なんですね。冷静な部分があれば外交は成立します。




 

2014年9月7日日曜日

ビッグ・ニュース!

錦織 圭 すごい!すごい! 決勝進出!!

写真は産経新聞電子版より
 



2014年9月4日木曜日

メルクマール


変化が起こっているととらえるべきでしょう。21世紀の最初の10年は大きな変化は表層に現れなかった。次の10年に変化が顕在化してオイラのようなぼんくらでも見えるようになってきた。

 
今世紀前葉のメルクマールがいくつも現れてきた。

クルマの自動運転。
2020年東京オリンピック決定。日本人の国民性として目標を掲げられるとやっぱり走りだすでしょう。

 朝日新聞に判断のブレが出た。池上彰さんといえば中道知性派の方なのに 彼の連載コラムを朝日新聞はいちじ拒否した。朝日新聞の見識は、いったいどうなっちゃっているのですか。

産経、読売どころか毎日新聞までももうついていけないというようなニュアンスを言いだしています。全国のブロック紙もどちらの陣営につくべきか熟慮するでしょう。

 テニスの錦織、全米OPテニス四大大会のひとつ)で4強入り。96年ぶりだそうです。オイラのスマホに速報で今朝飛び込んできた(^^) スポーツに強いと言うことは国の勢いを知る上で重要なインデックスです。

 
中国は「抗日戦争勝利記念日」にあたり、習近平国家主席が2014.9.3の重要講話のなかで、「中国は中日関係の発展に努力し、中国共産党、中国政府、中国中央軍事委員会は中日関係の長期の安定的で健全な発展を望んでいる」などとすることばを講話の片隅に加えているそうです(産経新聞)。いままで中国の政権がこんなことを言ったことはない。仕切りなおしで10年後に日本攻撃を再開しようとだんどり換えしたのかもしれない。従って、いったん中日友好に舵を切るのかもしれない。中国にとっては取り巻く環境が悪化しているからだろう。

 安倍晋三政権の支持率が高く安定していて長期政権になる。防衛力が一段と強化される。

 東シナ海で軍事活動を強化しても、第一列島線(九州を起点に八重山列島までの南西諸島と重なる)内側での接近阻止・領域拒否(英語: Anti-Access/Area Denial, A2/AD)を現時点では達成できないと判断したかもしれない。

 経済の実態は官公庁の発表する予測などを眺めていてもつかめません。鉄道の荷動きの動向、セメントの出荷量の変化を追っている人がいます。日本国籍を取得した石平氏の今朝の新聞コラムでは、「2014年1月から7月までの中国の石炭生産量と販売量は前年同期比でそれぞれマイナス1・45%、1・54%の減となった。経済の実態を現した数字で、石炭は中国の電力生産の中心にありますので、たいへんな兆候です」という主旨のことをいってらっしゃいます。つまり、中国経済は止まったということを表しています。

 

 

2014年9月3日水曜日

クローバーに似た草花


名前も知らない草花だけど、
去年も同じ場所で咲いていた。多年草なのかな。

野菜のミツバ以外で三つの小葉を持つ草は、クローバー!!でしょう。
して、この草もクローバーの一種といえるのだろうか。

園芸種の様相をもっていなくもなくはない。

ウィキで検索していてベニバナツメクサとクリムリンクローバーが同じであることがわかった。シロツメクサはきれいですが、放牧地みたいな場所で赤く咲き誇こるクリムリンクローバーは華々しくて圧巻ですよね。

この草花はとりあえず、おばけクローバーにしておこう(^^;
 
 

 

2014年8月21日木曜日

朝日新聞の課題

朝日新聞に対する保守からの批難がたかまっています。従軍慰安婦問題で国会に喚問すべきだとのべる人もおります。自分なりに思うところを書いてみたいと思いました。

朝日新聞は政府の事故調査検証委員会の非公開の聴聞結果書を入手し、2014年5月20日付き朝刊で東電福島原発1Fの所長だった吉田昌朗(まさお)氏からの聞き取り結果を報じました。
「吉田氏の待機命令に違反し、所員の9割が福島第二原発へ撤退していた」・・・それまでの各社の報道とは異なる認識で記事をまとめており、事実だったらスクープ記事となったでしょう。
ぼくは内容の重大さにこの日の朝日新聞朝刊をコンビニで購入して読んだことを覚えています。

産経新聞は記事に重大な誤りがあると2014.8.18の朝刊で疑問を投げかけています。暴れる原子炉の冷温停止に直接携わらない社員は退避しろというのが吉田所長の指示の概要だったということです。政府の聴聞結果書には朝日新聞が主張するようなことは書かれていないとも言っています。朝日新聞の記事はまだ最近のことなので覚えている方もおられるでしょう。
朝日新聞の報道は世界に発信され、日本の原発所員はセウオール号沈没のときの乗務員と同じように現場から逃げていたと受け取られました。事実でないことを世界に報道され、勇敢に闘った原発所員は貶められる結果になりました。

産経新聞の記事が正しくないことも考えられます。政府の聴聞結果書はもはや国民に公開されるべきでしょう。さておき、朝日の記事を書いた記者はウラを取らなかったのでしょうか。私はウラをとってダブルチェックをして記事を書いたと思います。汗して聞き取り調査したはずです。そうしなければデスクとか呼ばれる責任者は記事を出稿させないでしょう。どこに問題があるのでしょうか。ウラ取りがたぶん自分たちの陣地内にとどまるからでしょう。

政府を批判することは報道機関の使命だと朝日新聞は強い信念をもっているように私はおもいます。本来是々非々で批判しなければならない対象ですが、朝日新聞の場合は批判一点張りであるところに陥穽があるのでしょう。朝日新聞は従軍慰安婦問題でも禍根を残す誤りを犯しています。朝日新聞しか読まない全国に数百万人いる読者たちはこの事態をどうみているのでしょうか。

朝日新聞から離れ、違った角度からの事例を書きましょう。原発に取材に行ったら鼻血が出たマンガ家がおりました。彼の回りには「私も鼻血を出した」という同調者が現れました。それぞれ事実(真実)であったかもしれません。しかし、そのことをもって「原発の周辺に立ち入ると鼻血がでる」という結論にはまだまだたどり着けません。しかしこの話はメディアが取上げ増幅することによってあっというまに全国を駆け巡りました。真実だと受け取った人は全国に何十万人といるはずです、人々は放射能の恐怖には煽られてしまいましたから。

関東でも竜巻がよく発生するようになりました。その都度、地方気象台の職員が現場に赴いて発生の有無を調べるようですが、テレビクルーからマイクを向けられてもなかなか竜巻の発生を認定しようとしないすっけないシーンが映し出されます。科学者はつねに慎重なので証拠の足りない気象は認定できないからです。しかし、なるほどと思える寸評が欲しいところのようにも思います。なぜなら、科学者がメディア・リテラシーに気を配る必要がますます出てきているからです。情報発信に後れを取れば意図に反して社会が混乱するケースが現実に起こっています。

2014年8月19日火曜日

ピーカン

雲ひとつない抜けるような群青
しばらくするば旅客機が銀色の機体を光らせながら
西に向かうだろう。
乾いた空気。肌にまとわり付く感じはなくなった。...
日向では灼熱がジリジリと刺すが、
日陰に入ればなんてこともない。

影は濃く、
これが秋の訪れなのだろうか。

午後2時。株は15,461 +138



 

2014年8月9日土曜日

猛暑には逃げるが勝ち

84日出勤途上中に人身事故に遭遇した。直接見たわけではないのですが、わずか30メートル離れた場所で若い女性が特急に飛び込んだ。詳しく書くわけにはゆきませんが強い意志で接近する電車に身を投げ出したことがわかります。なぜ、若いみそらを散らすか。ショックでした。こころで黙とうしました。

翌日からはワンコ二匹を連れて那須高原に避暑しました。この日から関東は猛烈な猛暑。北関東は39度が連日続きました。

愛車トヨタ・ハリアーをビュンビュン飛ばしました。逃げるが勝ちv 泊まったコテージはアメニティ(快適性)コンテストで準優勝したところなのですが実際お友達もよろこんでくれました、感謝をこめて名前を出したいです→ ホテルレジ-ナ那須。


台風11号の影響で今朝の空には雨雲が漂っています。もうじき雨がドバッと落ちてくるのだろうか。






2014年7月25日金曜日

設楽焼き

設楽焼き・・・・
ネットで調べても「設楽焼き」が検出される。だけど、そんな焼き物はないんじゃないか? 狸(たぬき)で有名な焼き物は信楽焼きですよね。漢字で書くと両者がよく似てるから混同してしまっているんじゃないでしょうか。ちなみに読みは、設楽(したら)と信楽(しがらき)です。似ているような似てないような、、混同されてもしかたないか(^^;


 

2014年7月24日木曜日

最高の投書!! 


投書欄「談話室」から抜粋  2014.7.24

孤独死した彼女の訃報から6年がたつ。5歳下の彼女は若い頃、一緒に阿久悠さんの作詞講座を受講した仲間だった。ほかに男性2人を加えた4人で講座が終了した後も勉強会を開くなど、私たちはとても仲がよかった。
彼女と久しぶりに再会したのは、亡くなった阿久さんを送る会でのことだった。それから数ヵ月後、私と同じで生涯一人だった彼女はひっそりとこの世を去った。食卓に食事の用意がされたまま、あおむけになって倒れていたらしい。その顔は穏やかなものだったと聞いた。
先日、彼女のお姉さんに久しぶりにお会いした。彼女がシャンソンの作詞コンクールで優勝してフランスに招待されたことなど、若かりし頃の話が弾んだ。あの頃は私たちの花だった。
懐かしいと思っていたせいだろうか、今度は彼女が夢に出てきた。まだこっちに来ちゃだめよ、と言う。目覚めたら、私の顔に涙の跡がついていた。

(パート 亀甲美智子 73)

 

私が読んだ、今年度最高の投書!! 我が人生もかくありたいと願ってしまいます。お友達に聞かせてあげようと思っているのですが、若い人にはわからんだろうにゃぁ。『へっくション』っていまごろクシャミをしてるぜきっと。

 

2014年7月9日水曜日

盾なのか矛なのか 集団的自衛権


7月1日、集団的自衛権の容認が政府によって閣議決定されました。
この日は新聞4紙を購入して読んでみました。この件では見解が真っ二つ
に割れていました。
集団的自衛権を盾としてつかうか、矛として使うかで
その評価は正反対に分かれてしまいます。
その後の世論調査では、政権の支持率が下がったようです。

「平和の訴え」も、備えあっての物種と思うのですが。日本人は安全保障を何か恐いものと思っている。メディアは不安の声を街頭で拾ってきています。

.「日本を戦争する国にする」のかという見解は、日本が平和主義で生きる決意を信じられないから出てくる見解なのでしょう。自衛のために備えるということと日本が戦争する国となるということは別事です。自衛のために備えるということは抑止力を高めることで戦争が起こらないようにするためです。
.
「非武装中立」にいたっては、何をかいわんやです。わが国が非武装中立になったとたん尖閣・沖縄はあっという間に中国の領土となるでしょう。中国はすでに沖縄は中国の領土であると宣言しています。
.
「日本を戦争に巻き込まれる国にする」のかという見解は法理としては正しいでしょう。危険性は高まります。しかし他方、政治理念、価値観の共有できる国々と携えて自分の身を守ることは子供でもわかることです。

福沢諭吉は明治期に多大な貢献をした人ですが、彼の説いた「脱亜」をもって彼を批判する見解もみられます。この件に関する事実は、中国朝鮮発展のために彼が多大な支援をした中国人・朝鮮人が抹殺されたことで、連中と付き合っても日本のためにならないと絶望した結果の結論です。しかし、言える事は、孤立することは出来ません。

世界を歩けば、宗教、民族、歴史の溝は深く、資源や主権の争奪戦が激しくなっているしまつです。そのような情勢の中で、「積極的平和主義」でゆこうとする方針のどこがいけないのでしょうか。批判する人々は方針を示すべきです。21世紀前半のパラダイムはこの数年で形付けられてしまうでしょう。TPPは中国をけん制する経済圏として機能するでしょう。白豪主義を捨てアジアで生きようとしているオーストラリアは日本と価値観の結束を強めるでしょう。安倍首相はオーストラリアを訪問中ですが、アボット・オーストラリア首相の歓待はそのことを物語っています。
ロボット産業・創薬再生医療など重点的に資源を投入する将来展望も策定されつつあります。実のなるときがきっとくるでしょうが、余裕は有りませんので必死に取り組まなければなりません。


「日本が戦争する国になる」などを論点に国民を扇動しつづけるようなことはわが国の平和の決意とまったくかけ離れていて、政敵攻撃の為だけの議論と思います。
 


 

 

2014年7月1日火曜日

お絵描き


わたしは画才はゼロ・・・っと思っていました。

退職の準備なのだけど、PCのストレージを整理することが多い・・・一括デリートで済ませると過去の思い出が一瞬に消えてしまうので確認しながら捨てている。

そんな中で、自分の才能を発見しました。

 

なんと私のいたずらお絵描き  I’m a genius!!・・・ 自画自賛(^^)

ネーブルオレンジにいたずら描きしたようです。凸凹していたのか少し削っていますね。自信を持っていえますが画才はゼロ。それなのにこれはうまく描けています。

 

2014年6月27日金曜日

Google腕時計 日本でも販売


 http://topics.jp.msn.com/digital/mobile/photo-article.aspx?mediaid=8908221

昨夜のNHKニュースネタです。
 
グーグルは「Android Wear」(アンドロイドウェア) と呼ばれるウェアラブルな端末の販売を開始するようですね。
「アンドロイド ウェア」とは、スマホと連携する機能を持った、身につけられるガジェットのことだそうです。
私にはテクニカルな解説は不可能ですが、戦略性はよくわかります。
今回発売されるのは、スマート腕時計2種類だそうです。韓国製の『LG G Watch』と、『Samsung Gear Live』だそうです。
そして、アップルも確実に追撃するでしょう。
スマートフォンがピークを迎え、次の商品に開発が移ったということでしょうか。

開発競争で日本勢はどの辺りにポジションをとっているのでしょうか。
前評判はよかったけどふたを開けたら完敗だったジャパンイレブン2014のようにはならないで欲しいです。
写真はソニーが2007年に発表した世界最初の薄膜ディスプレーです。
10年後の未来を予測しているような試作品でしたのでハードディスクに画像を保存していました。・・・私の自慢できるのはこんなことくらい(^^;・・・いままさに製品化されようとしているわけですかね。

ほんとうに書きたかったことは、グーグルの勢いが停まりそうにないということ。
車の自動運転に力を入れているようですし、ロボット開発にも力をいれているようです。
それぞれの分野で成功したら、売上高100兆円のモンスターカンパニーが誕生することになるのでしょう(^^)。
 
 
 
 

2014年6月25日水曜日

富岡製糸場


昨年のNHK大河ドラマ「八重のサクラ」に登場する新島襄。彼の両親が暮らしていた家が群馬県安中市にあるので、訪ねてみようと思っていました。そこから車なら短時間のところにある富岡製糸場もついでに見学しておこうと思っていました。思いはじめてからすでに1年が経過してしまいました。富岡製糸場のほうは世界遺産登録決定となりましたね\(^^)

富岡製糸場は今年に入ってからTVなどで紹介される頻度が多くなっていました。ある番組で、片倉工業()という会社が製糸場の操業停止後も2005(平成17)に富岡市に寄贈するまで18年間も管理していたことを知り、それは只事ではないぞと鼻がぴくぴく鳴りました。いわゆる臭覚というやつです。

622日、片倉工業 () は大手新聞の1頁を使って、「一緒に過ごした時間を、誇りに思います。ありがとう。富岡製糸場と絹産業遺跡群 世界遺産登録、おめでとうございます。・・・」云々というメッセージを流しました。このブログを書くに当たって新聞をひっくり返して確認しようとしたのですが、どうしても見つけられませんでした。発表は全国版だったかどうかもわかりません。

ただ、なんとも感動する話で、片倉工業()は只者ではないなとますます調べてみたくなりました。果たして私の習った「女工哀史」は実相だったのか?

製糸工場といえば別の思い出があります。私の実家がある市にグンゼの鴻巣工場があり、産業構造の変化でいつしか閉鎖されていました。子供心に「どんな会社なのだろう」と思っていました。自分の父親に尋ねるか自分の足で調べればわかったのでしょうが、疑問はいつもそのままにしてしまいます。。。鴻巣駅のすぐ隣りにあったのですが、7,8年前に鴻巣駅に降り立ったとき、ショッピング街区に変わっていました。イオンモールのように周辺地区をブラックホールのように飲み込み夜も煌々と輝く巨大な不夜城ではありませんが、人口10万人余の埼玉県鴻巣市にはちょっと欲張りのショッピングセンターが出来上がってました。繊維産業の栄枯盛衰。グンゼはもう消滅したのだろうとおもったのですが、実はグンゼのリードで開発されていたのでした。

 
今日の話題をきっちりまとめるには5ページくらいかかってしまいそうです。ですから、省略、省略。最終段落にいっきに飛びます。

 
繊維産業の劇的な変化にグンゼはどう対応したのでしょうか。東レや帝人など他の繊維会社についてもいえる話です。
そして、片倉工業()の現在はいったいどうなっているのでしょうか??

(画像はネットからいただきました)