2011年5月30日月曜日

ぼっぞろべっろ




東京JR新宿駅西口の高層ビル街にレストランの格付けで知られる仏ミシュランが注目した建物がある。50階建てのビルは巨大な繭のようだ。今月に発売された日本観光ガイドブックで紹介されたそうです。2008年北京オリンピックメインスタジアムとなった「鳥の巣(Bird's Nest)」もこの建物の発想をパクっていると思う。

ある学園の所有なので広告に加担してしまうことを恐れてかあまり取り上げられないが アイデア抜群で 斬新な意匠と機能美を感じさせ ぼくのお気に入りのビルだ。竣工後すぐに写真を撮りに出かけた。2008年10月15日竣工ながらいまもって色あせない。仏ガイドブックに指摘されるまでもなく良いものは良いと言おうではないか。素晴らしい!出色!アルベロベッロAlberobelloってところには愉快な家並みがあるが、ぼっぞろべっろbozzolobello!遊びごころがいいね^^v

(ぼっぞろべっろはぼくの造語なので辞典を引いても見つかりませんよ。美しい繭という意味です)

2011年5月21日土曜日

我が家のビフォウ・アフター



10年間倉庫として使っていた部屋を大改造した。
えへん、きれいになったでしょう^^

2011年5月5日木曜日

Yay ! おめでとう

辞書で引くとYay=An expression of happiness のことらしいです。用例として、"Yay! I have finally finished my work!" が載っていました。



それなら、Yay! 大空を気持ちよさそうに泳ぐ鯉のぼりには幸運を感じますね。今日は端午の節句。鯉のぼりを挙げて男の子の誕生をお祝いしましょう^^ぼくの実家では60年ぶりに男の子が生まれました。女の子を差別するわけではありませんが60年間も女の子ばかり続くとさすがに男の子が待ち遠しかったようです^^

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♪甍(いらか)の波と 雲の波
  重なる波の 中空(なかぞら)を
  橘(たちばな)かおる 朝風に
  高く泳ぐや 鯉のぼり

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2011年5月4日水曜日

安全な道はあるのだろうか



日本を取り巻く潮流
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大きな事象や変化がこのところ頻発しているように思う。21世紀の姿が現れ始めているととらえ、歴史の転換期とみて我々小市民も活発に議論することもきっと良いことにちがいない。
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ひとりの市民運動家が潮流に乗り首相にまで辿りついた。国家について深く考えずに首相になってしまった感は否めない。そんな風に彼を評価すれば彼からは当然反論されるだろう。彼にも目指していた方針があるでしょう。それを実行できる場にまさにいるのであるから、方針があるのなら早くその実現に向かうべきでしょうね。あるいは、彼は国家の方針を持っているのだろうか。歴史的変化に鋭い嗅覚を持っているのだろうか。
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アメリカは超大国と呼ぶべきそして唯一の超大国だなっと実感する。日本で大震災が発生するとすぐに2万人の将兵を動かして「Operation Tomodachi」と名づけた作戦を実行した。その作戦は鮮やかだった。米海軍特殊部隊(US Navy SEALs)はウサマ・ビンラーディン氏を殺害したと5月2日にオバマ大統領が表明した。9.11で3000人を殺された米国社会にとってウサマ・ビンラーディンは大量殺人の容疑者なのだ。アフガニスタンにまで攻め込みついに彼を殺害したということか。国際テロリズムの根絶に向かって手を緩めないともオバマ大統領は表明している。自国の権益を守るため米国は圧倒的なパワーを見せ付けてくれる。
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東シナ海、南シナ海、インド洋を自国の権益が自由に及ぶ範囲にしようという戦略が中国において露になっている。自分たちにだけ都合の良い海洋法を制定し、インドの周辺には真珠の首飾りと呼ばれる戦略拠点を作り、空母を初めとして海軍力を増強し続けている。去年の尖閣諸島のトラブルは計画された単なるひとコマに過ぎないのだろう。中国も軍事大国になろうとしている。もはや日本国憲法の前文-平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して-は正しくないでしょうね。
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黒岩神奈川県知事は中部電力が持つ浜岡原発の運転再開に反対する意向を表明した。クリーンエネルギー(風力、太陽光エネルギーなど)で代替すべきだと彼は選挙中から訴えていた。危機管理の要のひとつは信用しないこと。すなわち、疑うことだ。原発を信用できないというその感覚は尊重されるべきだし、それを封じ込める言論は論外と思う。
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クリーンエネルギー(風力、太陽光エネルギーなど)で原子力エネルギーを代替するという作業は今後10~20年では実現できないだろう。経済産業的に困難だということだ。-この見解を受け入れられないクリーンエネルギーを盲信している人々は全国に20%くらいいると思っている。良心から原発を拒否する人々を含めると40~60%の人々が原子力発電の運用を停止したいという人々なのであろうか。
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問題はどのようなエネルギー政策を今後の日本は持つかということだ。
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核分裂型の原子力エネルギー利用はこんご50年以内で解決されるだろう-ぼくはそう思っている。重要な視座だ。核分裂型の原子力エネルギー利用が何世紀も続くわけではない。50年先までのつなぎの政策をどうすべきかとこうとにエネルギー政策の範囲を絞り込めると思っている。
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クリーンエネルギー(風力、太陽光エネルギーなど)で代替可能か。-技術は急速に進歩するだろうが、今後10~20年間でクリーンエネルギーで原子力エネルギーを代替するのは無理でしょう。政治はクリーンエネルギーで原子力エネルギーを代替できると言うべきでないと思っている。。もし出来るというならそのロードマップを示すべきだ。
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日本の沖合いに大量に埋蔵されているメタンハイドレードの商業生産が今後10年以内に開始されると思う。-この予想は高い確率でいえるところまで来ている。5年後には実験的生産が開始されているだろう。ガスタービン発電の燃料として非常に有望な国産エネルギーだ。しかし、メタンハイドレードの大量消費による海洋・大気圏への影響はまだ解明されていない。
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石油は未来になるほど戦略物資の性格を強める。石油を利用した火力発電は総発電量の20%程度にとどめるべきだろう。化石燃料から発生するCO2の削減は技術の進歩が期待できると思う。
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過激な政策として、今すぐに原子力発電の運用を停止するとした場合、どんなことが起こるか。関西では全国平均より原子力発電の比率が高く総電力量の50%をすでに原子力に依存している。すなわち、もはや即時停止はできない。次善の政策として、10年くらいのレンジで運用停止計画を立て、クリーンエネルギー(風力、太陽光エネルギーなど)で出来るところまで代替するということだろうか。その場合でも総電力量の10%をクリーンエネルギー(風力、太陽光エネルギーなど)でまかなうことができるくらいだろう。
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原子力発電所で働いている人たちの雇用が減ると言う理由で運用停止に反対することは出来ないだろう。しかし、地域経済に大きな影響力をもっているから大きな雇用問題となるだろう。