2010年3月21日日曜日

坂本龍馬





去年(2009)後半から龍馬について俄然興味を抱き、司馬遼太郎の8巻と津本陽5巻は最初に読破した。このことだけでもぼくの人生異例の出来事です。

インターネット検索でも、幕末・維新のころに活躍した群像のページを見つけることができるのですが、去年の暮ころからは龍馬のことが書かれた書籍や記事がすごい量になっている。売れ筋になっているのだろう。目につくものはみんな買うことにしている。手にした中で龍馬の案内本として優れているのは朝日新聞出版の「龍馬が歩いた 幕末地図」だろう。写真と地図がたくさん載っていて初級・中級者向けにぴったりだ。中級者ならすでにお気に入りの年表を持っているのだろうが、この「龍馬が歩いた 幕末地図」には年表がないのがちょっと残念です、グラフィカルな編集で読者をつかもうという意図なのかもしれない。
龍馬のことはコンテンポラリーな話題でもあるのだろう、今朝のY新聞に、千葉佐那(さな)の記事を見つけた。千葉佐那(佐那子)は龍馬が江戸剣術修業中に出会い婚約者だったといわれている女性なのですが、幼なじみの平井加尾(かお)や妻のお龍(りょう)さんと比べられて論じられるところがあります。今朝のY新聞の記事では、彼女が飛び切りの美人であったという記述が、宇和島藩8代藩主伊達宗城(むねなり)の日記などをもとに記された歴史史料の中にあることがわかったそうです。同時代の史料から確認されたのは初めてだそうです。彼女は龍馬を慕いながら一生を独身で通しました。(全国紙の社会面に囲いページで出てくるところがすごいと思いました)

いつか佐那の悲劇として小説を書きたいと思っています。こんな風に自分の企画を発表すると誰かに先を越されてしまうかなあ。。。誰もお前の日記など知らないって^^;

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