2014年9月28日日曜日

御嶽山噴火 2014.9.27

少なくともAP/共同通信によって世界に配信され、世界の新聞社も紙面に載せているようだ(以下は記事の1つ)。

© AP Photo/Kyodo News In this photo taken by an anonymous climber and was offered to Kyodo News, dense plumes rise from the summit crater of Mt. Ontake shortly after the volcanic mountain erupts in central Japan, Saturday, Sept. 27, 2014. With a sound…



安倍首相の動向など知りたい人は少ないようだが、火山の噴火は記事になるということか?

9月21日(日曜)には「NHKスペシャル 巨大災害 第4集「火山大噴火 迫りくる地球規模の異変」」が放送されていた。噴火災害は距離を保てば防げるんじゃないかと思っていたが、巨大噴火となると影響は地球規模になることに驚いた。NHKオンデマンドでもういちど観ることもできるけど、インターネットで得た情報を頼りにブログを作成してみた。なんせ、ヒマなもので(^^;

桜島の噴火
2013
818日 規模の大きい噴火が起こった。
噴煙の高さ:5,000メートル
放出量:-
鹿児島市内にも火山灰が積もった。
マグマ溜りの場所が隆起し続けており100年に一度の大噴火が近いと予測する研究者もいる。

阿蘇山の大噴火
噴煙の高さ:-
規模:2013桜島噴火の数百倍。600km³(ほぼ富士山の山体の容量)以上を噴出
阿蘇カルデラが形成された約九万年前の噴火。この大噴火が日本最大ではありません。
九州の半分が火砕流に襲われた。
関東はいうにおよばず北海道にも火山灰が降り積もる。
阿蘇山の大噴火が起こると九州の原発は福島第一原発のような危機的惨状になるだろう。しかし、原発の稼動は約40年なので、稼働中に巨大噴火が起きる確率は低いと原子力規制委員会は判断している。妥当な見解に思えるが、危険ゼロを追求する人々にとっては『絶対認められない』『怖くて眠れない』だろう。
阿蘇山の大噴火は世界規模のものであり、日本では日照不足により数年に亘って農作物が実らない状態が起こると予想される。

世界における大噴火
インドネシアで約7万年前に起き、トバ・カルデラが形成された巨大噴火が史上最大級だそうです。この噴火では北半球の平均気温は10下がったとされ、それが6年間も続いた。事実なら人類は半減したでしょう。
噴煙の高さ:-
規模:噴出したマグマの量は阿蘇カルデラの約10倍(?)


みっつのキーワード

(1)
イエローストン公園
この公園の下には巨大なマグマ溜まりがあると推定されている。イエローストン公園では巨大噴火が歴史的に繰り返されている。
地下深くからホットプルームと呼ばれる高温のマントル物質が地表に向かって上昇し、その熱によって巨大なマグマ(溶けた岩石)溜まりが形成され、地上に迫っていることが確認されている。地震波の探査からほぼ事実らしい。
噴火を起こせば世界最大級の大噴火が起こると予想されている。


(2)
日本の火山
太平洋プレートが日本の乗っている大陸プレートの下に沈み込んでいく(プレートテクトニクス理論)

太平洋プレートは水分が閉じ込められた岩盤である。
水分の閉じ込められた岩盤であることがマグマ生成の原因らしいのですが、
TV番組ではうまく説明していたが、自分で説明しようとしたらよくわからなくて、ここの部分は書き飛ばします。
とにかく、摩擦熱によって地表の直下深度100kmあたりにマグマが形成される。
マグマとは高温高圧の水に岩石が溶けたものと理解するのが良いらしい。
マグマが地表に近づき、マグマが含んでいる水分は一気に膨張し、噴出エネルギーとなる。
御嶽山の噴火もこの説明でドンピシャでしょう。

インドネシアにおける火山の形成メカニズムは日本と同じだそうでインド洋の海洋プレートがスンダ列島の下に沈み込んでいるそうです。

(3)
ベスビオ火山
イタリアの火山、紀元79年の噴火が有名です。
噴煙の高さ:高度30km付近の成層圏に達した。
特徴:立ち上った噴煙が途中で崩壊し火砕流となって裾野を下る。これがポンペイを壊滅させた原因。火砕流はベスビオ火山から9km離れていたポンペイを襲い焼き尽くした。


http://www.asyura2.com/0502/jisin12/msg/294.html

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